2007-01-06

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。そろそろ、音楽会も近づいてきました。ようやく私のMozartさんもお親しくなってきて、深刻な表情をした音を要求をしたり、片目つぶってウインクをしたり、その要求に応じるのにたいへんです。それが音楽会場でどんなに響くかは、どうぞ2月10日に新宿のオペラシティに来て聴いてください。リサイタルホールで午後2時です。
この間、TVでアーノンクールや、ノリントンの指揮による古楽奏法の音楽を聴きました。そしてその音楽の幅広さ、力強さにビックリいたしました。練習の場面もあり、「神への祈り」で本当に際限なく拡がり、高みに昇っていくところなど全く無限さを感じさせました。合唱はアーノンクールの指揮に包まれて天に昇っていくようでした。曲の終わりの「アーメン」など彼の指先は声が終わっても敬虔な静寂の奥底に限りなく引き込まれていきました。
そして私は目からうろこでMozartの楽譜(音楽)の読み方に新たな納得を得たのでした。

生きてるって、なんと素晴らしいことでしょう!!

そうして音楽会場に来てくださった方たちとその素晴らしい音楽を共感できるということは私のこの上ない歓びなのです。

またお便りします。
以上 おわり!

室井 摩耶子