2006-12-12

純情きらり・・・

久しくご無沙汰しました。

 近々、12月16日(土)21時より NHK『純情きらりスペシャル』に出ます。
多分、ちょこっとでしょうが見てください。
主人公が私と同じころに上野の音楽学校をめざしたということで ひっぱり出されました。
でも私はもうお年ですので「あのころの話」ですが・・・。
インタビューをしながら戦争のころを思い出してました。
学徒出陣は木の銃を抱える姿に胸が痛みました。

 目下、来年2月10日(土)のコンサート、新宿・東京オペラシティの演奏会の準備で毎日、モーツァルトとのランデブーに忙しい日々です。
是非、聴いてください。
来週はその闘いぶりをお知らせできるでしょう。

室井 摩耶子

2006-11-17

こんにちは!ご無沙汰致しました。

漸く音楽会も済んでひとごこちがついたところです。
外は晩秋になっていました。そうすると2月の音楽会が
眼の前で、ドッキリしてしまいます。。。ピアニストなんて遊ぶひまがなくて可愛そうだとおもいませんか?
またいずれ、続きを書きます。

室井 摩耶子

2006-10-12

前回の続きを・・・ PART2

「ピアノを弾いているシーンを」ということで私も今夢中になっているモーツァルトのAdagioの楽譜を広げました。モーツァルトは使う音符が少ないので、それで演奏するのが難しくなるのですが、この曲の最初の3つの音など一曲全部の楽曲の思想を暗示してます。どういう響きがその流れを表現するのかお話しながら音を出したのですが、スタッフの皆さんが耳を傾けてうなずいてくださったり笑ってくださったり、ピアノの下にひざをかかえて座り込んでいる助手の方まで眼を輝かして聴いてくださっているのを見て、私も本当にうれしくなりました。
でも皆さん、考えてみてください。7時間のビデオを4分半に縮めるのですよ。
私はちょっと緊張気味だったディレクターが大きいノートを抱えて実に当を得た質問を次から次えと繰り出していたのを思い出します。私も時々インタビューを受けるのですが、質問と答えというものは結構難しいものです。これだけの人数と時間とをかけて制作されるテレビというものに私は今までとはちょっと違った思いを抱くようになりました。
そしてビデオの山を踏み分け踏み分けキャリアを作っていくあの若いディレクターに幸あれと祈りたい気持ちです。

10月21日の音楽会まで、ブログは冬眠します。
皆さんお元気で! お忘れなく。

2006-10-04

前回の続きを・・・

ピン・ポン。
 
さて10時。若いピチピチしたお嬢さんのディレクターを先頭にドドッっと人の群れ、カメラや照明器具の箱などお玄関はいっぱいになってしまいました。テレビの取材って大変なものだなぁとただただ呆れるばかりでした。

取材が始まって私が感心したのはカメラマンのおじさんでした。
(85歳の私が人をおじさん呼ばわりするのは失礼ですが、世の中には「頼りになるおじさん」方がいらっしゃるものです。)
おっしゃること、シーンの設定、その他その他の指示が本当に素晴らしいのです。若いディレクターの方を振り向いて「台本通り動いてくれるじゃない」などとニヤリとなさるところなど、キャリアに裏打ちされた行動は見事に決まっていました。構成のため(といってもOAは4分半)あらゆる条件を考えてそのとき困らないようにシーンを用意する。それもカメラマンのキャリアの厚さを感じさせました。
話の構成は必ずしも予定通りにはいかないものでしょうし、どの方向にいっても困らないというのは至難のわざだと思いました。あとでディレクターが「もう足元にビデオの山ですよ。それも私の宝の山で…」とおっしゃっていらしたのを本当にそうだろうと思いました。
そして感心したのはスタッフの皆さんが若いディレクターをサポートして育てようとしている雰囲気、温かい空気が部屋に満ち溢れている事でした。

次回に続きます。。。

2006-09-24

9月17日のNHK「芸術劇場」見ていただけましたでしょうか...

今日は長くなりましたので、私の先生に代筆(!)していただきます。

9月17日のNHKテレビ「芸術劇場」見ていただけましたでしょうか。
あと、お電話や御手紙、メールやブログで「よかったですよ」「とても若々しくてきれいでしたよ」などとお褒めをいただきうれしゅうございました。

さて、今日は少しテレビ番組の裏話を致しましょう。
撮影の予定は10時から夕方5時まででずいぶんハードだと思っていたのですが、何しろ前日の夜、6時ごろ電話が入り、ムロイマヤコさんの日常も取材したいので、お昼ご飯を作るところからのシーンを用意してほしいとのことなのです。
「えっ?さぁ大変!どうしよう どうしよう」と頭の中は大混乱です。
お得意の鯖鮨にしようか。1本の鯖を三枚に下ろすところなんてカッコーいいけれど時間がかかりすぎるし、それにこんな夜、魚屋さんに行っても、生きの良い鯖にお目にかかれる可能性は少ない。
じゃぁー、時間の短縮で「肉ちまき」に変更。ピアノを弾く予定時間を泣きの涙でカットして買い物カゴをぶら下げてスーパーに。

もち米を水に浸けたり、シイタケを戻したり、、、。

当日は6時起き。まぁ内容は蒸し器の中に鎮座する竹の皮のちまきだから などと変な決心をして、ようやく出来あがったのが9時です。何しろ本番は10時からですから大慌ての連続です。
(ところがOAではそのシーンは蔭も形もないんです。ガッカリ!何しろ自分のできることは、まるで幼稚園児の如く何でもひけらかしたい私としては、全く残念でした。でも美味しかったですよ!)

続きは また後日・・・

2006-09-13

10月21日の音楽会も近づきました

5月のCDではMozartのことを慟哭と言いましたけれど、このConzertでは窓際に佇んだMozartはなにを考えるでもなくボーッとしてます。この空虚なピアノの音を出すのは難しいと大苦労してます。

もう 打つのは疲れました(ピアノより難しい!)

つづきはまた今度御目にかかりましょう

2006-08-29

9月17日のNHK『芸術劇場』に…

先日8月19日のNHKの収録は9月17日の教育テレビ『芸術劇場』で
放送されます。22時からのコーナーです。

でも数分ですから、、、瞬きしないでみてくださいネ。

NHK『芸術劇場』
http://www.nhk.or.jp/art/

2006-08-22

8月17日は、雑誌BRAVO(ブラボー)のインタビュー、
そして8月19日はNHKの取材というわけで死にそう
に成りました。


でも   元気です。

2006-08-08

ブログというものを産まれて初めて作ってみました☆

今、モーツァルトに夢中になってます。
モーツァルトの音楽は癒しの音楽とかなんとか言われてますが。。。
いや、なかなかそんなものではなく、ひとつの音符、ひとつの休符にも
彼の感情が溢れんばかりに盛り込まれていて
それを音として表現して皆様のところにお届けするのはなかなか大変です!

どうぞ音楽会に来て、そのモーツァルトの真髄を楽しんでください。

折々、そこらの格闘物語をお話します。
お楽しみに。