
私のパソコン技術も少し上達していろいろな検索も出来るようになり様々な音楽がインターネットに現れてくるようになり面白い経験を一杯してます。
例えばバッハのブランデンブルグ・コンツェルトの5番などアバドのそれとグレングールドのそれではうける印象が、これでも同じ音楽かとおもうほど違います。アバドのは聴いていると胸がワクワクしてきてこちらも踊りだしたくなるようなのに、グールドのはひたすら音楽に沈みこんでいます。
時々自宅でお弟子さんやファンの方たちと聴き比べてどちらがいいかと評定しますが、こればかりは結末のつけようがありません。楽譜はおなじなのに音楽ってなんて不思議なものでしょう。私は一音ずつに心がありこちらの心に話しかけてくるのが音楽の絶対条件と思っているのですが、数多くの演奏を聴くと彼らのもっている演奏哲学が聞こえてきて興味津々です。
では私が6月28日にはどんな音楽の姿をもって皆様とお話したいとおもっているか?ぜひ音楽会場にきてください。実は私自身もどんな音楽の姿になるか?と思っているところなのですが・・・・・・
室井摩耶子