2010-08-16

我が家の庭

今ウチの前庭は新しい我が家を建てるためにテンヤワンヤの騒ぎです。
大体ウチの庭は何十年もまえに植えた木と鳥たちが勝手に落としていった種が
雑然と生い茂っていてその上に雑草がぼうぼうと生い茂っていてまったく梁山泊の様子でした。
それがウチをたてるために、或る日すべて根こそぎ抜かれて平地になってしまったときはビックリしました。
そしてこの土地は昔から畑地であったためとてもよい土なのですが それが50坪も湿った黒土で露でピカピカ光っていたり私はその美しさに感激してしまいました。土も覆いかぶさっていたものが取れて漸く新鮮な空気に触れる歓びににおい立っているようでした。私はその開放された土に思わず「今まで閉じ込めておいてごめんね」と言ってしまいました。
そしてこの上にまた家を建ててまた覆ってしまうのかと思うと一寸悲しくなりました。
続きはまたこんど、、、、
室井摩耶子

1 件のコメント:

  1. 先日弊社の「おおつきニュース」というパンフレットに「成城M邸の見積に係わった喜び」と題して小文を書きました。それを読んだ人から早速ブログが有ることを知りました。
    大人になると感動する事が少なくなると云われますが、ピカピカの黒土に感動し、それを覆ってしまう悲しみを心のままに記す先生の若さの秘密を垣間見ました。
     住んでみて、心休まる家と、そこに集う人達の憩いと研鑽の場所となることを祈ります。
       ㈱大槻ホーム 積算 奥島 治

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