2010-09-07

新しいCD

5月8日の白寿ホールでのライブCDが出来上がりました。
曲目は皆のよく知っているモーツァルトのトルコマーチつきピアノソナタ変イ長調KV311とシューベルトの4つのアムプロンプチュOp90です。
この2つのポピュラーな曲はしばしば至極安直に粗雑に弾かれてしまいますのでこれらの曲の持つ本当に繊細な美しい姿を知ってほしくプログラムに組んだのでした。
音楽会のライブ録音は会場の雰囲気を知っていただきたくそのままに一枚のライブCDに出してましたが、この度は新しい試みとして一曲ずつ別の盤に入れ長いトークをつけました。タイトルは〝演奏の秘密。〟その長いトークにどのようにして音楽の波が滔々と流れを作っていくかそのトリックが音と一緒に入っております。
音楽って不思議なもので、聴いている人たちに歓びや悲しみ、たまらない美しさ、明るさ、深い静寂さや天まで躍り上がりたくなるような感動を与えます。
どうしてそういったものを表現できるのかは研究すればするほど広く深く際限もないものですが、それらはいつも音と一緒でなければ納得することが出来ません。それでそのためにはCDが一番都合がいいことを思いついたわけです。そしてそれにつける演奏は〝その結果〟を聴かせるものでなければなりません。というわけで私はピアニストにとって一期一会のチャンスであるライブ録音を使ったのです。
これがピアノを弾く方たちや音楽を楽しもうと願っている方たちに何らかのお役に立てたらと思います。もし、このCDをお聴きいただけましたらご意見・ご感想をお聞かせ願えれば本当に嬉しいことでございます。

室井摩耶子

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    新しいCD、おめでとうございます。
    以前TVでバッハ語、モーツァルト語、「エリーゼのために」を楽譜どおりに弾くと… などを見て、とても共感を覚えました。
    偶然その少し前に子どものお手本用に買うつもりで「エリーゼのために」の入ったCDを試聴して、弾き方に違和感を覚え買わなかった経験があったからです。
    室井さんの説得力あるお話を聞いて、あぁ…あの違和感のある演奏は譜面どおりの弾き方だったのかと、楽譜を見直しました。譜面から楽譜には書かれてない作曲者の言葉を読み取る大切さを実感しました。

    今でもあの放送の室井さんの言葉を何度も何度も思い出します。
    ピアノとバイオリンを弾く小3の娘にも(楽譜はあまり見ずCDを聴いて弾くタイプ)よく説明しました。(わかったかどうかは…?)

    これからもご活躍、楽しみにしています♪
    どうぞお身体も大切になさってくださいませ。

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  2. わごん♪さま
    コメント有難うございました。
    放送見てくださって有難うございました。楽譜のよみかたで音楽の姿が違ってしまいますね。音楽のお話って本当に面白いです。6月5日には卆寿の音楽会を津田ホールで致します。ぜひお出かけください。
    室井摩耶子

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