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2010-09-07

新しいCD

5月8日の白寿ホールでのライブCDが出来上がりました。
曲目は皆のよく知っているモーツァルトのトルコマーチつきピアノソナタ変イ長調KV311とシューベルトの4つのアムプロンプチュOp90です。
この2つのポピュラーな曲はしばしば至極安直に粗雑に弾かれてしまいますのでこれらの曲の持つ本当に繊細な美しい姿を知ってほしくプログラムに組んだのでした。
音楽会のライブ録音は会場の雰囲気を知っていただきたくそのままに一枚のライブCDに出してましたが、この度は新しい試みとして一曲ずつ別の盤に入れ長いトークをつけました。タイトルは〝演奏の秘密。〟その長いトークにどのようにして音楽の波が滔々と流れを作っていくかそのトリックが音と一緒に入っております。
音楽って不思議なもので、聴いている人たちに歓びや悲しみ、たまらない美しさ、明るさ、深い静寂さや天まで躍り上がりたくなるような感動を与えます。
どうしてそういったものを表現できるのかは研究すればするほど広く深く際限もないものですが、それらはいつも音と一緒でなければ納得することが出来ません。それでそのためにはCDが一番都合がいいことを思いついたわけです。そしてそれにつける演奏は〝その結果〟を聴かせるものでなければなりません。というわけで私はピアニストにとって一期一会のチャンスであるライブ録音を使ったのです。
これがピアノを弾く方たちや音楽を楽しもうと願っている方たちに何らかのお役に立てたらと思います。もし、このCDをお聴きいただけましたらご意見・ご感想をお聞かせ願えれば本当に嬉しいことでございます。

室井摩耶子

2008-12-02

お久しぶり…

すっかりご無沙汰しております。裡にもう12月になってしまいました。
今年は始めから何かと調子悪く、転んだり骨にひびを入れたり具合の悪い日が続きましたが、このあたりでそんなことどもを追い払って来年は元気な年になりたいと思っております。でも音楽的には“バッハの魂”が私の中で光をまし、心の扉を開いてくれたのが なによりの喜びでありました。
“バッハ”の語法は彼がなんと音楽の秘密を知り抜いているかを知らせます。一つずつの音にその根源的な、いわば原石の輝きを駆使して人間の魂の物語を紡ぎあげてまいります。云うなれば ごく単純な形式も彼の手に掛かると深い精神の安定を齎します。 ぼんやり弾いてしまえば それは平凡な単純な言葉遣いですが、彼の曲を演奏するときは鋭い洞察力とか、それを人に伝えるための洗練されたテクニック、それをキャッチする耳と…と大変な集中力を要することを痛いほど知らされました。
それはどう言うことか、この次のブログで(少し専門的になりますが)書いてみたいと思います。ですが何しろ“音楽”ですので、いつも音がないとはっきりいたしません。
できれば2008年8月31日の音楽会のライブCDが出来ていますのでお買い求め願えると嬉しいです。トークも入っています。

お近くにない時はゼール音楽事務所 Tel 03-3995-5221 にご連絡ください。
「壮大な音の殿堂“バッハの真髄”室井摩耶子」ZMM0811
振込み手数料と送料は当方で負担いたします。

来年の音楽会は6月末、白寿ホールで米寿の音楽会です。
室井 摩耶子