2019-02-23

日常茶飯事

ふつうに歩いている時は全く”転ぶ”等と意識しないで歩いている。
いま 歳を取って、しかも大腿部骨折をしたなどの後遺症で「一人で杖なしで歩いてはいけません」「何より安全第一ですから」などと人から脅かされてオタオタと転びやしないかと一歩一歩気を付けて歩いている。
あのスタスタと歩いている人を見るたびに羨ましくてならない。それで あの"転ぶ"などということを考えないで”歩く”って何だろうと気を付けるようになった。つまり、かかとが先か、つま先に着地している運動なのかしらと考えながら歩いていると、ますます不安になりオタオタ度が増えてくる。皆さん”歩く”っていったいどんな運動なのか意識したことがおありですか?
じつはこの間、週刊誌に「女流作家」という字が出てきて、そういえば”作家”に女流という形容詞が付くのはおかしいと思ったことがあって、そういえば?と そのことをえらく意識してしまった。
作家といえば男性だったなぁと意識してしまう。言葉というものはなんと不思議なものだろうと思考をめぐらすことになった。そういえば この頃は女性作家という実に不愉快なニュアンスを持った言葉が出てきた。
この女流作家と女性作家はちょっと意味が違って使い方もその言葉のニュアンスに気を付けなければならないし私はやはり時代の移りを思わないではいられない。
”日常茶飯事” という定義も覚え直さなければならない。
どうも98歳という古い人間にとっては生きがたい時代となってきた!?というわけだ。
週刊誌の他のページには日本人は日本語が読めないとあったが…。
室井 摩耶子

2 件のコメント:

  1.  明日から三月 ・・・ 暖かい春がやってきますね。 ピアノの世界では、オリンピックのアスリートたちもかなわない快速 羽ばたき をなさって 新しい世界の創造の情熱に 燃えておられることに 学ばせていただいています。 ありがとうございます。 言葉では到達できない世界を音楽によって豊かに展開していただいて。 どうぞ、お健やかでお歩みくださいますように。 感謝と祈りの内に。

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  2. 匿名3/17/2019

    88歳の叔父(元社長)は、いわゆる押し車(シルバーカー、小さめな折りたたみできるタイプ)を愛用しています。押し車だと歩く速さも遅くないです。押し車は抵抗があるかもしれませんが、叔父は押し車でどこにでも出かけているので、そんな叔父はカッコイイと思います! こんな感じでした⇒https://www.amazon.co.jp/dp/B004RDBV40/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_YiCJCbTAD0WM9

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