昨日 NHKで『90歳。クラシック女子 ~昭和・平成わたしの音楽道~』のためにピアノのソロと千住真理子さんとモーツァルトのソナタを弾いて録音してきました。モーツァルトは素敵な曲ですよ。弾き終わった途端に2人で顔を見合わせて「ホントにうっとりするね~」と言い合いました。放送は9月18日 21:00~22:45(FM)です。聴いてくださいね。そのうち、それらの曲でCDを作るつもりです。
室井 摩耶子
2017-08-05
2017-07-15
2017-06-14
2017-01-21
昨年12月10日ハイドンの演奏会が終わり(おかげ様で大変好評でございました)その後 体調を崩し、お年賀状その他、皆様には大変 御無礼をおかけしてしまいました。
11月以降 コメントを入れてくださった方々、お返事できずごめんなさい...。
もう元気です!
先日、CD発売に向けてコンサート演奏曲のほか、もう一曲 彼のソナタ Hob-49を録音。
Haydnって なかなか素晴らしい音楽家で、彼の音楽語の使い方は本当に天才という言葉以外には表現のしようがないと思います。
よく音のない休符など ”これは四分音符の間 黙っているの”と教わったことを思いおこすと、Haydnが天国からせせら笑いしそうな気がするほど彼の微妙な音楽語、本当に深い深い意味を持っています。どうして今までそれに気付かなかったのかと思います。それだけに”Haydnって素晴らしい音楽ですね 感激しました”などと言われると本当に天国にのぼらんばかりに嬉しくなります。
これから私にどんな物語を聴かせてくれるのでしょう。皆様とご一緒にその深い美しさに感激したいと思います。音楽家冥利に尽きる日々です。
室井 摩耶子
11月以降 コメントを入れてくださった方々、お返事できずごめんなさい...。
もう元気です!
先日、CD発売に向けてコンサート演奏曲のほか、もう一曲 彼のソナタ Hob-49を録音。
Haydnって なかなか素晴らしい音楽家で、彼の音楽語の使い方は本当に天才という言葉以外には表現のしようがないと思います。
よく音のない休符など ”これは四分音符の間 黙っているの”と教わったことを思いおこすと、Haydnが天国からせせら笑いしそうな気がするほど彼の微妙な音楽語、本当に深い深い意味を持っています。どうして今までそれに気付かなかったのかと思います。それだけに”Haydnって素晴らしい音楽ですね 感激しました”などと言われると本当に天国にのぼらんばかりに嬉しくなります。
これから私にどんな物語を聴かせてくれるのでしょう。皆様とご一緒にその深い美しさに感激したいと思います。音楽家冥利に尽きる日々です。
室井 摩耶子
2016-11-17
2016-11-12
2016-10-01
私はこの頃ピアノというのはなんと不思議な楽器だろうと思う場合が多くなりました。
音楽が人を陽気にさせたり悲しみに引きずり込んだりするのはわかります。またこの頃、私がよく唱えている音楽文法によって人の心理を緊張させたりゆったりさせたりするのもわかります。しかし音色というものがこんなにも必要と思い始めてから、人間の微妙な動きを出すことの不思議さに文字通り、どうしてこんな変化が出るのであろうと思い始めたのです。
Haydonは本当に天才でありますが、彼の楽譜を見ると楽譜に音楽語とも呼びたい確実な指示がなされているのです。同じ型の音型を使っていても、その次に行きたいときの最後の音には”いきたいョ”という意思表示の音色を使わねばならないし、サイゴは ”サヨナラ サヨナラ” と消えていく音色を使わねばなりません。
ピアニストは勿論その方法を知っていますが、キーをポンと押すだけの操作でその意志を持つ音色、つまり人間の微妙な心理の動きを聴かせるとは何なのだろうと思うのです。その微妙の差がつまり芸術なのだが、脳とそれを伝える筋肉、そして指先のタッチで出るものをピアノという楽器が引き受けて、その結果を ”よし来た” と一部の隙もなく(勿論そのピアニストが表現技術をしっかり持たねばらなないのですが)出してくるのです。
ピアノはあの大きな図体の中に木とフェルトで出来たハンマーと長く張られた鋼鉄の弦しかありません。どこにそんな微妙さを引き受けるものを持っているのでしょう。私はピアニストだから必死になってその作曲家の物語を辿るのですが、だから聴いてくださった方が ”素晴らしい まるでピアノが話しかけてくれるようでした” などと仰ってくださると天にも昇るほどうれしいのであります。
室井摩耶子
音楽が人を陽気にさせたり悲しみに引きずり込んだりするのはわかります。またこの頃、私がよく唱えている音楽文法によって人の心理を緊張させたりゆったりさせたりするのもわかります。しかし音色というものがこんなにも必要と思い始めてから、人間の微妙な動きを出すことの不思議さに文字通り、どうしてこんな変化が出るのであろうと思い始めたのです。
Haydonは本当に天才でありますが、彼の楽譜を見ると楽譜に音楽語とも呼びたい確実な指示がなされているのです。同じ型の音型を使っていても、その次に行きたいときの最後の音には”いきたいョ”という意思表示の音色を使わねばならないし、サイゴは ”サヨナラ サヨナラ” と消えていく音色を使わねばなりません。
ピアニストは勿論その方法を知っていますが、キーをポンと押すだけの操作でその意志を持つ音色、つまり人間の微妙な心理の動きを聴かせるとは何なのだろうと思うのです。その微妙の差がつまり芸術なのだが、脳とそれを伝える筋肉、そして指先のタッチで出るものをピアノという楽器が引き受けて、その結果を ”よし来た” と一部の隙もなく(勿論そのピアニストが表現技術をしっかり持たねばらなないのですが)出してくるのです。
ピアノはあの大きな図体の中に木とフェルトで出来たハンマーと長く張られた鋼鉄の弦しかありません。どこにそんな微妙さを引き受けるものを持っているのでしょう。私はピアニストだから必死になってその作曲家の物語を辿るのですが、だから聴いてくださった方が ”素晴らしい まるでピアノが話しかけてくれるようでした” などと仰ってくださると天にも昇るほどうれしいのであります。
室井摩耶子
2016-08-27
2016-08-13
2016-05-21
2016-04-27
2016-01-30
2016-01-08
2015-11-28
2015-10-17
音楽って面白い。
この演奏会は昔のお弟子さんたちが10人ほどで開いてくれるコンサートなのですが 私はこの演奏会をとても楽しみにしてます。というのは出演してくださる方たちがもういい歳でそれぞれが国立大学の教授だったり音楽家として一家を構えてコンクールの審査員であったりで、私は当日どんな音楽を聴かせてくれるかを客席にテンと座り込んでいるだけです。
ところが聴いていると、それぞれが結構上手に弾いてくれて、その人が今どんな境遇でどんなことを思いながらその音楽を奏でているか、それぞれの味を出す演奏をしてくれるのです。だから聴いていてその味の違いがとても面白いのです。聴いていてくださる方のおひとりが “わたしは音楽のことはよくわかりませんがとても面白くて席を立つ気がしませんでした” とおっしゃってくださいました。
音楽ってなんと面白いものでしょう。私は人間として生きる喜びのこういった経験をするたびに音楽家でよかったと心から思うのです。
室井摩耶子
2015-09-15
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